脳内ポイズンベリー感想|脳内会議の魅力

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物語の核心に迫る(ネタバレ)要素に割りと考慮している記事です
 
前々回のバレンタイン記事から、『失恋ショコラティエ』を思い出して
水城せとな先生繋がりで大好きな『脳内ポイズンベリー』の感想を残したいと思います
失恋ショコラティエは、原作コミックを7巻まで読んで、29話目のフレンチトーストのくだりで薫子さんと同じ顔(感情オフ)になって
そっとコミックを閉じてから続きを読めていません
主人公の爽太君に全然感情移入できませんでした
こんなの初めての体験でした(こなみ)
 
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーー!?
 
ってなったのは覚えてます

脳内ポイズンベリー:あらすじ

気持ちを切り替えて、あらすじ三行です
 
水城せとな先生原作全5巻
脳内住人達のドタバタ会議で
タイプが全然違う2人の男性、どちらを選ぶ?

脳内住人達?

脳内会議には脳内擬人化キャラ達が登場

吉 田:議長・メガネ男子・風見鶏・発言担当
池 田:ネガティブ・クール・現実主義・被害妄想気味
ハトコ:みんなのアイドル・可愛いは正義・キラキラ・衝動的
石 橋:ポジティブ・ハトコとの相乗効果ハンパない・力押し
  岸:記憶・記録係・初老萌え・メガネ装備・暗黒ページ担当

現実世界の住人達

いちこ:主人公・物書き・ふわふわ
早乙女:美大卒・フリーター・感情出力大・肉食系
越 智:真面目・メガネ男子・出版社勤め・草食系
 
脳内会議のゴチャつき加減が完璧
 
脳内住人たちの繰り広げる会議の勢いと展開が早すぎてゴチャついてる
でも、脳内ってこんな感じだよねって、自分を振り返って笑ってしまう
しかもそれが、瞬時に行われている事なので
いちこ視点(現実世界)はそんなに時間が経過していないという
本当に他人の脳内を覗いてる感覚
 
未だかつて主人公の考えていることがダダ漏れの少女コミックがあっただろうか
全部脳内住人が主人公の感情をセリフで発言している為、展開がわかりやすい
私は、毒づく池田が愛おしすぎて好きです
同時にハトコの天真爛漫さも羨ましく、微笑ましい
 
最終巻で水城先生が、とある女性の『自分軸の肯定』というテーマで
ストーリーを展開していったとあとがきされていました
その言葉をいわれて、このストーリーをはじめて読み終えることができました
感情移入型には、これはいちこの物語ですよって言われたほうが妙に納得するというか
感情を引きずらなく、スッキリ読み終えることができます
コレ、非常に重要です(アニメでも感情移入しすぎて数時間戻ってこれない)
 
何か不満をあげるならば
 
越智さん良い人すぎやしませんか?
菩薩様かな?ってくらい、良い人でした

実写映画化もしています

 こんだけ、原作コミックの感想を書いておきながら言うのもなんなんですけど
映画から観る事をオススメします
映画から観て、原作コミックで細部を補完する
こうすると、映画ではわからなかったあの部分が原作ではこんな表現なんだ!
逆もしかりな発見ができて楽しいです
結末が違っても、映画→コミックのほうが傷が浅いというか…
大体期待した結末や後日談がわかるのも、コミックですからね

キャストが豪華すぎるんだよ゛お゛ぉ゛

西島秀俊さん・神木隆之介君・吉田羊さん
好きな俳優さん、女優さんばかりじゃないか!とホイホイされた結果
Kindleで、一気購入買い余裕でした

脳内会議の魅力

そういえば私の脳内住人達は何人いるのだろうと考えました
私の場合は対話形式で仕事中には、仕事人間の自身と私が話している感覚
仕事チャンネル・生活チャンネル・遊びチャンネル・食チャンネルみたいな
チャンネルが存在していて、ボタンで切り替える感覚です
非常事態や重大意思決定をしなくてはいけない状況の場合のみ
ブラックおさない・ホワイトおさない・グレーおさないが存在して、意見を言う
最終的に、意見が混じって1つになる
 
私の脳内会議はそんな雰囲気で構築されています
 
貴方の脳内会議設定はどんな雰囲気ですか?
 
おいとまっ!

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